基礎代謝が低くなった場合の身体への影響と原因

健康的でキレイな痩せ方をするには、代謝を良くすることが大きなポイントとよく言われています。

 

では、代謝が悪くなった場合、身体にはどのような影響があるのでしょうか?

基礎代謝の低下

 

基礎代謝が低下した身体は低体温となってしまい、食事量を減らしているのに太りやすい体質になるほか、疲労感が強まる、冷え性・風邪を引き起こしやすい、落ち込みやすい、感染症や肌トラブルなど、様々な症状に繋がります。

 

体温が高い身体は、リンパ球数が多く、ウイルスや細菌の侵入を防いで病気にかかりにくくなっていますが、低体温であればその免疫力は低下してしまい、先に述べた症状を引き起こすリスクが高まってしまうのです。

 

特に、多くの免疫機能が集まっている「腸」を弱めてしまうと、免疫力も落ちますから、身体を温める食材を積極的に摂取したり、ぬるめのお湯で入浴、しっかりと酵素補給をしたりして、正常な腸を保つことが重要です。

 

体温低下によって胃腸の働きが鈍ってしまうと、栄養吸収も悪くなりますが、体温が1度下がることで、基礎代謝では12~13%の低下、免疫力に至っては30%もの低下になると言われています。

 

内臓の動きも弱ってしまい、それぞれの器官へと血液も行き渡りにくくなり、老廃物の排泄もスムーズにはいかず、肌トラブルにも繋がります。

 

また、足の冷えから血流が悪くなり、むくみに繋がることも考えられます。

 

血行不良によって余分な水分や老廃物を溜めてしまうと、冷えや血行をさらに悪くする「セルライト」を作りやすくし、より冷え性を強めるという悪循環に。

 

もちろん、内蔵や血液のことだけではなく、冷えは神経系にも影響します。

 

自律神経のバランスを崩しやすくしますから、交感神経の作用を弱めることにも繋がり、鬱状態に陥るリスクも高まってしまうのです。

 

理想の体温としては、36.5~37℃をキープできるようにしておきましょう。

 

冷えに要注意

 

体温を1度上げることで、基礎体温を12~13%アップできると言われています。

 

つまり、冷え性や低体温に悩んでいる人の基礎代謝は低いと言っていいでしょう。

 

冷えの原因には、身体を冷やす食べ物や飲み物の摂取だけに限りません。

 

薄着のほか、冷房などの外的要因、運動不足や筋力不足など様々なことが考えられます。

 

既に冷え性、低体温に悩むダイエッターには、まず身体を冷やす食べ物や飲み物の摂取をなるべく避けるようにすることがオススメです。

 

夏だからと、冷たい食べ物・飲み物の摂取が多く、夏バテの経験も多いということはありませんか?

 

内臓を冷やしがちになるため、生サラダなどの冷たい食べ物や、氷たっぷりの冷えた飲み物は避けるようにしましょう。

 

また、人工的な合成甘味料など食品添加物が使われた物、砂糖をたっぷりと使用したディザートなどに加え、果物も身体を冷やす食品とされていますから、過剰摂取には要注意です。

 

また、お風呂はシャワーだけで済ませるのではなく、ゆっくりと湯船に浸かるようにしましょう。

 

他にも、サウナや足湯、岩盤浴・岩塩浴など、身体の芯から温める「入浴」もオススメです。

 

岩盤浴では、遠赤外線効果の期待が高く、内蔵から身体を温め、発汗促進に効果的。

 

もちろん、発汗による水分不足は血流を悪くさせますから、入浴の前後と最中には水分補給を忘れないようにしましょう。

 

基礎代謝を低下させる大きな原因

 

基礎代謝の低下に繋がる要因といえば、「加齢」がまず挙げられますが、もちろんそれだけではありません。

 

こちらでは、基礎代謝を低下させる4つの大きな原因をご説明していきましょう。

 

 

筋肉量の減少

 

アスリートなど、意識的な筋肉作りを習慣づけている人たちは、やはり基礎代謝量がとても高いもの。

 

そこには、筋肉が最もエネルギーを消費する部位であることが言えるのです。

 

筋肉によって消費される基礎代謝量は、全体の約20%とされており、次に肝臓や胃などの内蔵による消費となっています。

 

例え身長や体重が同じであったとしても、筋肉量が違うだけで、基礎代謝も大きく違ってくるのです。

 

仕事をしていると、年々責任の重さが増し、多忙な毎日を送ることになり、運動をする時間も十分に取れないこともあるでしょう。

 

そうなれば、ますます基礎代謝も落ちてしまうと考えられます。

 

不規則な食生活

 

筋肉量の次には、不規則な食生活が大きな原因として挙げられます。

 

誰でも、食事をすることで身体が温かく感じる経験をするはず。

 

これは、「食事誘発性熱産生」であり、内蔵が消化を行うためにエネルギーを燃焼させ、体温を上昇させるのです。

 

つまり、食事誘発性熱産生を考えると、ダイエットのための食事制限として、食事回数や食事量を極端に減らし過ぎることは、身体を冷やすことになってしまい、基礎代謝の低下に繋がります。

 

水分不足

 

次に、水分不足にも注意したいもの。

 

体内での老廃物の回収には、血液やリンパ液の働きが必要になります。

 

そしてその働きには、水分の必要性がとても高いのです。

 

水分不足の身体は、血液やリンパ液がドロドロとした状態であり、基礎代謝を下げてしまうことに。

 

水分補給が十分であれば、血流やリンパ流は活発化し、代謝も良くなっていきます。

 

結果、効率よくエネルギー消費が行われ、基礎代謝は上昇されるのです。

 

ストレス

 

身体にストレスがかかれば、ストレス物質である「コルチゾール」の分泌が促され、このコルチゾールはストレス対処のために、身体に蓄積されているエネルギーの燃焼をし始めます。

 

エネルギー燃焼ということで、良いことのように感じますが、実際には、ストレスがかかり続けていると、コルチゾールが筋肉をも分解、エネルギーへと変えてしまい、エネルギー消費の筋肉量を減らすことになります。

 

ということは、基礎代謝の低下に繋がりますね。

 

ダイエットのみならず、免疫力をアップさせ、血行が良い健康的な身体作りには、様々な機能維持のために消費されるエネルギーの「基礎代謝」が、とても重要なキーになります。

 

そのために、基礎代謝を低下させない生活習慣を意識し、基礎代謝を活発的に持続するダイエット法をチョイスするといいでしょう。

 

※情報については、「代謝について【代謝を上げる方法の嘘・本当】」もご参照下さい。