青パパイヤの効能【パパイヤ酵素についてやダイエット効果・食べ方】

暖かい地域で育ちやすい果実では、「パパイヤ」も有名ですね。

 

中でも、熟した黄色のパパイヤとは違い、熟す前の「青パパイヤ」は、野菜のような食べ方ができるスーパーフードで、食事の一品として様々な調理が可能です。

 

では、その青パパイヤでどのようなダイエットサポートが可能なのでしょうか?

青パパイヤとは?

 

グリーンパパイヤとも呼ばれる「青パパイヤ」は、熱帯・アフリカが原産の果実です。

パパイヤと言えば、フルーツとしての熟したパパイヤが有名ですが、熟す前の青パパイヤも、野菜のように食すことができるのです。

 

しかも、青パパイヤには多くの酵素が含まれていて、その酵素量は熟したパパイヤと比べると約10倍。

 

これは、同じく南国の果実であるパイナップルの約6倍もの酵素量であり、加熱にも強いビタミンCも豊富に含まれているのです。

 

十分な栄養素を摂取できる上、その分解・吸収もきっちりと行える酵素が含まれたスーパーフードの青パパイヤは、ダイエットのサポート食材としてオススメです。

 

酵素の王様「パパイヤ酵素」

 

食物酵素において、「酵素の王様」とも言われる「パパイヤ酵素」。

 

酵素パワーで汚れをしっかりと落とす、というCMのように、パパイヤの酵素である「パパイン酵素」は、医薬品の指定になっており、幅広く様々な現場で使用されています。

 

とても強力なパパイン酵素は、食品に含まれた糖質や脂質、タンパク質など全てを分解することも判明していて、特に脂肪分解には強い作用を持つとされています。

 

例えば、硬いお肉にパパイン酵素を加えると、お肉が一瞬で柔らかくなるほど、他の酵素とは大きく違った働きを見せるのです。

 

さらに、パパイヤ酵素の凄さの一つに、健全な細胞のみに作用する、つまり、余分な細胞だけを分解へと導くことも。

 

そして、100℃以上もの熱にも強いとされるこの酵素は、青パパイヤに多く分泌されることがわかっています。

 

青パパイヤの効能・効果

 

美肌効果

 

古代の原産地域では、肌の炎症を改善するなど、様々な皮膚トラブルの対策に青パパイヤを使用していました。

 

活性酸素除去に作用する「ポリフェノール」や「ビタミンC」を豊富に含んだパパイヤですから、肌の代謝を正常化へと導き、アンチエイジング効果にも高い期待が持てます。

 

そして、青パパイヤのビタミンCは、加熱にも強めということが特徴的。

 

さらに、含まれている「パパイン酵素」には、脂肪やタンパク質の分解促進に効果的な洗浄作用があるため、古くなった角質や毛穴のつまり・汚れ、皮脂分解などに有効的。

既に、洗顔料などに使われているので、多くの人がご存知かもしれませんね。

 

パパイン酵素が含まれた洗顔料は、ツルツヤ肌への改善に期待できるとして、長らく人気が続いています。

 

痩せ体質へ改善

 

パパイン酵素はもちろんのこと、「消化酵素」も豊富に含んだ青パパイヤ。

 

「タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)」、「脂肪分解酵素(リパーゼ)」、「糖質分解酵素(アミラーゼ)」という三大栄養素の全てを分解する酵素を含んでいるのです。

 

 

熟した黄色のパパイヤでは、これらの酵素は減少するとされているので、熟す前の青パパイヤを摂取したいもの。

 

その摂取では、消化吸収のサポートのみならず、糖質・脂肪の分解もしっかりと行い、高いダイエット効果に期待できます。

 

また、青パパイヤに含まれる酵素が、体内酵素の作用をサポートすることで、代謝促進をさらに高め、太りにくい痩せ体質へと導きます。

 

生活習慣病予防

 

青パパイヤに多く含まれている「ポリフェノール」は、強力な抗酸化作用を持つことで有名ですね。

 

私達の体内では、紫外線や大気汚染、ストレスなどの影響により、「悪玉活性酸素」を増加させてしまうのですが、ポリフェノールはその抑制を効率よく行ってくれる有り難い栄養素なのです。

 

悪玉活性酸素が過剰に増加すると、体の細胞は酸化してしまい、老化現象を早め、動脈硬化や高血圧、糖尿病などといった生活習慣病を引き起こしやすくしてしまいます。

 

気になる人は特に、豊富なポリフェノールを含んだ青パパイヤで、悪玉活性酸素やコレステロールを減少させ、血行促進を高める食習慣を始めましょう。

 

青パパイヤで健康維持

 

他にも、青パパイヤには、健康維持に繋ぐ栄養素が豊富。

 

中でも、多く含まれている「イソチオシアネート」は、わさびなどを口にした時、鼻に受ける刺激のベースになっている成分であり、肝臓の解毒作用促進、発がん性物質といった有害物質の無毒化をサポートするとされていて、抗がん剤やがんの予防剤に用いられています。

 

 

つまり、がんにおける食事療法の食材として注目されているのです。

 

さらには、抗菌・抗炎症作用を持つイソチオシアネートですから、体内で痛みのベースとなる「ヒスタミン」を分解、痛みの緩和作用によって、腰痛や肩こりなどを改善に導くとされています。

 

他にも、「18種のアミノ酸」、「ビタミンC」、「ミネラル類」、「食物繊維」や「βカロテン」など、種類豊富な天然成分を多く含んでおり、そのバランスも良好、まさに「メディカルフルーツ」とも呼ばれる通り。

 

青パパイヤを食習慣に加えることで、健康維持へと繋げます。

 

青パパイヤの下処理&食べ方

 

青パパイヤは、アクが強い果実なので、調理始めにアク抜きをすることが必要です。

まずは半分に切ってから中央の種を取り除き、皮を剥きます。

 

千切りなど料理に合わせた大きさに切ってから、数分間水にさらします。

 

気になる人は、アクの強さによってアク抜きを数回繰り返しましょう。

 

上記の下処理により、サラダや和物、スムージーなど、栄養素をそのまま摂取できる生食がオススメです。

 

ソムタムというタイ料理のサラダも有名ですね。

 

もちろん、沖縄のパパイヤチャンプルーなど、パパイヤ酵素でお肉を柔らかくする炒め物も美味しく頂けます。

 

また、同じく消化酵素の「パイナップル酵素」とともに摂取すると、さらに効果的です。

 

ちなみに、青パパイヤを選ぶ場合は、青々とした表皮で、手に取った時に重みを感じられるものをチョイスしましょう。

 

青パパイヤの注意点

 

青パパイヤを切った時に、タンパク質分解酵素を多く含んだ乳液状の白い果汁が出るため、特に敏感肌の人には、かぶれてしまう恐れがあります。

調理用の手袋を使用するなどの注意を心がけましょう。

 

そして、水につけてアク抜きをすることで、せっかくの栄養素が減少することも考えられますから、長時間つけてしまうことは避けましょう。

 

さらに、日本ではまだ、沖縄以外で新鮮な青パパイヤを手軽に入手することが難しく、アク抜きされた青パパイヤでは、ダイエットに必要な栄養素もかなり減少されているかもしれません。

 

栄養素はなるべく食品から摂取する心がけが必要ですが、パパイヤ酵素をしっかりと摂取するためにも、パパイヤ酵素サプリメントを試すのもいいでしょう。

 

ただし、自然に近いサプリメントを選ぶことが大切です。

 

近年の研究では、パパイン酵素の作用は安定性が弱く、胃の中でほとんどが失われてしまうとも言われてきています。

 

脂肪燃焼効果への期待よりも、消化促進作用に注目した消化剤としての活用をメインにしている国もあるようです。

 

食生活を見直すことで、その消化酵素を利用し代謝酵素の作用を高め、ダイエットはもちろん、身体のリズムを調整するなど、健康的な身体作りへの可能性が高まります。

 

特にパパイヤは、フルーツとしての役割だけではなく、熟す前に野菜としてサラダや炒め物などに使える食材ですから、様々なアレンジで飽きることなく、日々の食事に続けやすい食材と言えるのではないでしょうか。