DHEAを増やす方法【分泌量が減少した時の体の変化・原因・維持の習慣等】

お腹の出っ張りが目立ってきたり、疲労感が抜けなかったりと、気力と体力、体型は、年齢を重ねていく上で変化します。


しかも、それほど食べていなくても太りやすいと感じる人も少なくはないでしょう。


加齢の影響は、単に肌質や毛髪などの変化だけではありません。


身体は太りやすく痩せにくい状態となり、気力や体力は衰え始めます。


残念ながら、肌のくすみやたるみ、白髪など、自然と訪れる老化現象を完全に止めてしまうことはできませんが、アンチエイジング対策を行うことで、今の気力や体力を改善することは可能です。


その改善により、痩せやすい体質を取り戻す可能性も高まります。


その改善方法が、体内の若返りホルモン、「DHEA」の分泌量を促進させること。
では、そんなDHEAとその促進方法について、ご説明していきましょう。

DHEAとは


若返りホルモンの「DHEA」(正式名称:デヒドロエピアンドロステロン)は、左右腎臓の上部である「副腎皮質」より分泌されています。


同じく副腎皮質ホルモンでは、慢性的ストレスの時に分泌となる「コルチゾール」も挙げられますが、DHEAの働きはコルチゾールとは正反対。


ストレスホルモンのコルチゾールは、筋肉分解を経て内臓脂肪の蓄積や、高血糖による糖尿病へのリスクを高めたり、過度の負によって記憶や情緒にダメージが生じたりすることも。


さらには、免疫力低下から様々な病気にかかりやすくなる、体内の酸化が進んでしまい老化が早まることも挙げられます。


対してDHEAですが、女性ホルモンのエストロゲンに含まれる成分の1つ、エストラジオールや、男性ホルモンのテストステロンの材料となるほか、脂肪分解を促して筋肉量アップ~基礎代謝アップが見込めることから、ダイエット効果にも期待できます。


女性の場合は、更年期症状の改善にもなるので、40代からのダイエットには特に必要となるのです。


さらには、筋力や免疫力、記憶力など様々な機能の向上維持、発がん抑制、骨粗鬆症予防、老化予防などの働きにも期待でき、まさに若返りホルモンです。

 

DHEAの分泌量が減少した時の体の変化


DHEA濃度が低下してしまうと、以下のような問題が起こります。


筋肉量の減少、筋力の低下


坂道や階段の上りがきつく感じる、筋肉痛や躓くことが増える。


免疫力の低下


傷が完治しづらい、風邪を引きやすい体質になる。


意欲低下


何をするにもモチベイションが上がらない、億劫に感じてしまう。

 

DHEAの分泌量を減少させる原因


第一に考えられる大きな要因としては、やはり「ストレス」。


ストレスホルモン同様DHEAも、コレステロールを原料に、様々なホルモンの分泌を行っている器官で生成されています。


そこでストレスへの対応に大量のストレスホルモンが生成されてしまうと、コレステロール不足に陥り、DHEAの生成がうまくいかなくなります。


身体がそのような状態に陥ると、


・それまで活動的に物事を進めていたのに、やる気が急激になくなってしまう


・些細なことでは、感動しづらくなる


などの精神的な症状が表れてしまいます。


他にも、


・体重が増える
・食欲がなくなってしまう
・疲労を感じやすくなる
・皮膚の荒れ、筋肉痛の持続、風邪を引きやすくなるなど
・嗜好の変化


などといった症状を感じ始めたら、DHEAが減少している、老化が始まっているとみて間違いないでしょう。


若々しさの維持には、適度な休養、良質な睡眠を取り、ストレスを緩和することが大切です。

 

DHEAの維持に必要な習慣


では、DHEAを維持するために必要となる習慣について、挙げていきましょう。


・良質な睡眠の確保
・就寝前の糖質やアルコールの過剰摂取に注意すること
・適度な軽めの運動
・血中のDHEAレベルの維持


特に、痩せ体質へと繋ぐDHEAレベルの維持では、しっかりと良質な睡眠を取ること。
40~50代には最重視すべき習慣です。

 

DHEAを確実に増やす方法


アンチエイジングに必要なホルモン、男性ではテストステロン、女性ではエストロゲンですが、双方の素となるDHEAの量をアップさせるためには、次に挙げる方法がオススメです。


夜11時には就寝すること


上記でも、しっかりと良質な睡眠を取ることが大切と述べましたが、できる限り夜の11時には就寝しておきたいもの。


「寝る子は育つ」と言うように、大人になってからも老化防止には睡眠が重要な役割を持っています。


子供の成長促進に必要な「成長ホルモン」は、加齢とともに分泌量を低下させるものの、大人になってからも分泌は行われています。


そして、この成長ホルモンは、主に睡眠中に分泌されます。


基本的に、夜は10時から4時間後の午前2時まで、しっかりと睡眠を取っていれば、分泌が促進されます。

 

睡眠中での成長ホルモンの働きには、日中、紫外線にさらされダメージを受けた皮膚や、運動などにより傷ついた筋肉の修復、疲労の要因除去、免疫活動の向上などと、身体のメンテナンスが挙げられます。


そして、弱ってしまった身体を回復へと促します。


有酸素運動


ウォーキングやジョギング、バイキング、水泳などの有酸素運動を行うことで、体内のDHEAが増量すると解明されています。


心肺を長時間使用する運動を習慣的に行うことは、とても大切です。


運動をする時間がないという多忙な人にも、通勤時に一駅分を歩く、家事をアクティヴに行うなど、工夫してみるといいでしょう。


納豆・黒豆、山芋、アボカド


DHEAを増やすための栄養素が多く含まれている食品です。


これらの食品を、毎日の食事にプラスすることがオススメ。


ちなみに、アルコールは脳内にあるDHEAを減少させてしまいますから、控えめにしましょう。


黙想・瞑想


脳内のθ波(シータ波)を分泌させれば、DHEA値がアップされます。


θ波は、夢を見ている時に分泌される脳波であり、睡眠をしっかりと取るほか、瞑想をすることで分泌促進が可能とされています。


DHEAサプリメントの摂取


DHEAは、サプリメントでの補給も可能ですが、前立腺がんや前立腺肥大、心臓病、低コレステロール血症などでは、使用は避けたほうがよいとされています。


副作用も様々考えられますから、かかりつけの医師にまずはご確認を。


できる限り、DHEAを自然に分泌する方法を選ぶことがオススメ。

 

40代に入ると、ホルモンの分泌減少により、体重の変化や多くの不調が感じられるものです。


生活リズムを見直し、DHEAの分泌量を増やして、効率の良いダイエットライフへと繋げましょう。